耕三寺の残りの諸堂。
千仏洞の出口は本堂の左側にある。出てきたところには高さ15mの救世観音像がある。彩色された珍しい大仏だ。
そしてそこから裏山のほうへ登っていくと、“未来心の丘"という石庭がある。杭谷一東という彫刻家の作品なのだという。行ってみたが、正直なところあまり面白い空間ではない。近くで見ると石積みや仕上げなどの仕事がざつだ。(ざつなところが芸術性だ、と言われても困る。)一回りしてすぐ下りてきてしまった。
山頂には喫茶店があり休憩することができる。
八角円堂。
夢殿のコピーだそうだ。
茶室の銀龍閣。
銀閣寺のコピーだそうだ。(?)
書院の潮聲閣。
金本耕三が母親のために作った書院で、内部は贅を尽くしたキンキラキンの書院である。
書庫。
天守閣のような形をしている。内部は非公開。
最後は地下道で道路を横断して、浄土苑というエリアに出てくる。ここには宝物館があったが、見なかった。
全国から集めた宝物にの中には55点にのぼる国重文、国重美が含まれているという。考えようによっては国重文の宝庫といっていいだろう。
(2001年05月03日訪問)