旅の3日目。2日目に見る予定だった東照宮へと向かう。だいたいにおいて私の旅は朝の出立は遅くて宿を出るのはたいてい9時ごろ。それでも最初の寺についたときはまだ寝ぼけ眼で、低い角度からの差すような朝の太陽のまぶしさに溶けてしまいそうな状態だ。持ち主の性格が伝染ったのか、デジカメもどうも朝の直射日光に弱いようで、寺を写そうとしても写るのは樹々の陰影ばかり。午前中の写真はすこし明度を上げているので不自然なものが多いが気にしないでいただきたい。
仙岳院。東照宮の門前にある寺。手前の道路が東照宮の参道だ。
泉岳寺はもと東照宮の別当寺だったという。山門は薬医門。
境内はモクセイ、フジ、サクラ、アカマツ、クロマツなどが茂っていて見通しが悪い。写真を撮りにくい寺である。
山門を入って正面に鶴の松という這松があり、石畳はその松を避けるように円周形なっている。まわり場と言いたいところだが、どうもそうではなさそうである。
あまり広くない境内には所狭しと堂が建っている。
境内を入って左側には瑠璃殿。宝物館である。薬師如来ほか多くの仏像が展示されているという。(中は見なかった。どうも朝は覇気が湧かないのだ‥‥)
瑠璃殿の前には七福神堂。
山門から入って正面にあるのは玄関、庫裏。
山門から入って右側に本堂。本堂の右側の一部(写真で花頭窓がある部分)が一代守り本尊堂になっている。。
さらにその右手にはログハウス造りの小萩観音堂がある。仙台三十三観音の十一番札所である。ログハウス形式の仏堂というのは珍しいのだが、なぜか写真はなし。やはり朝の寺巡りは意識が散漫でいけない‥‥
小萩観音の堂内の様子(?)。
境内には他に笠松稲荷(鎮守社)があった。
(2001年09月24日訪問)