「大」という字の南のはずれのあたりにある湧水。名前は「美濃谷戸(ミノゲトあるいはミノガイト)」と言うらしい。
地図は等高線が色分けされているので、はっきりと傾斜がわかるが、実際は広大な平野の風景だ。
湧水点は写真中央の草が茂っている場所にある。こんな平坦な場所に湧水があるなど、知らなければこの道を通っても気付かないだろう。
この湧水は2つの池がヒョウタンのようにつながった形をしている。大きいほうの池の中央には島がある
長山さんによると、池は3つに分かれており、一番北にあった小さな池から水が湧いていたらしい。
また、池のほとりには水神社という祠があった。
ヒョウタン形の小さいほうの池。
水質は劣悪だった。
ほとんど水の交換がないようだ。もう水が湧き出していないのであろう。
前回訪問時。大きい池から小さい池の方面を眺めた様子。
満々と水をたたえていた様子がわかる。
小さいほうの池。
周りの葦がすごくて近寄ることさえ容易ではなかった。
当時の水質。
風で吹き寄せられたアオコのようなものとホテイアオイが写っている。
当時の他の湧水に比べて若干水質は悪かったかもしれない。(それでも今とは比べるまでもないが。)
(2004年08月31日訪問)