団蔵坊の湧水

大きな用水池に改造。水はあるが近寄りがたい雰囲気。

(群馬県太田市新田大根町)

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西本郷という字に近い湧水点。「団蔵坊」という名前らしい。

(2)(3)(6)の湧水の名前については、新田町出身の長山さんという方から教えていただいた。

ここは現在コンクリートで四角く固められた池になっている。しかも周囲は柵で囲まれているためなんとも味気ない。

長山さんによると、この池の北西にはかつて「カゼヒキ」あるいは「カザフキ」という名前の沼もあったという。

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だが、池の水は透明度が高く、現在でも湧水があるのではないかと推測される。池には鯉が飼われていた。

せっかくの湧水なのでもう少し親しみの持てる造りにしてはどうだろうか…。

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前回の訪問時にはこの池はもっと小さく、大きさは半分くらいしかなかった。しかも柵があるのは道路側だけで、対面は自然な沼の姿をとどめていた。

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当時、池は2つあり、北側に大きな池(上写真)、南側に小さな池(左写真)があった。

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南側の池もコンクリで固められた枡だったが、水はとてもきれいだった。湧水点は池の南側にあったのかもしれない。

(2004年08月31日訪問)