華蔵寺公園の遊具

富士山とガードのないV字型ローラー台。

(群馬県伊勢崎市華蔵寺町)

遅い夏休みで久しぶりの群馬観光。友人と連れ立って新田町の湧水巡りに出かけることにした。

だが、せっかく県南方面へ行くのだから、伊勢崎の公園や富士塚を見て行こうということになった。湧水と公園や富士塚になんらかの関連性があるわけではなく、ただ組み合わせてみた、というだけなのであるが。

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最初に向かったのは伊勢崎市の華蔵寺公園。プールやジェットコースターもある総合公園だ。

その公園の一角に富士山型の築山がある。

富士山型というと中京地方に外周360度すべが滑降面になっている滑り台があるが、この物件はそれとは違い、外周はざらざらしたモルタルで滑ることはできない。

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外周を時計回りに見ていこう。

北側には階段がある。この階段で素早く登らなければならないほどこの築山には機能がない。

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階段の右側にはハシゴがある。

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ハシゴは斜面からは浮いているので、小さな子どもには勇気試しだろう。

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ハシゴの右側には鎖場がある。鎖は4本あって、ふもとから登る場合は途中で次の鎖に乗り移らないと頂上まで行けない仕組み。

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チェーンの右側にはヒューム管のトンネルがある。

かつては貫通していたと思われるが、きっと子どもが中で花火などの悪さをして封鎖されたのだろう。

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トンネルの右はイボイボの斜面。今風にいえば子供用フリークライミングゲレンデだ。

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下ろし金の右側には謎の2本レールがある。

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これはうまく使えばパイプすべりのように滑り台として遊べそう。

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パイプ滑りの右側には足場の穴がある。

ここに単に足を入れて登るのではなく、チョークなどで色分けや番号などを付けたら、縛りの中で登る遊びができそう。

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園内には小さな丘陵があり、その斜面にはローラー滑り台があった。

メーカーは推定だが大永ドリーム。群馬県の遊具メーカーだ。

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途中から手すりがなくなるので、通常のローラー台の感覚からすると怖いが、ローラーがV字型になっているため落下することはない。

(2004年08月31日訪問)