安楽寺

RC造本堂は新築で、玉泉寺と同じ設計者に思えた。

(愛知県東海市養父町南堀畑)

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玉泉寺のとなりにあった寺。安楽寺。

行動沿いに立ち並ぶ「大日如来」のノボリがにぎやかだ。

3月28日が縁日らしく、この3ヶ寺の中の中心的な寺なのかも知れない。

本堂の前には1本のクスノキが生えている。

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本堂はRC造で、新築だった。玉泉寺と同じ設計者ではないかと思う。

正面一間が吹き放ちの構造は、大日如来を祀る堂としては順当な設計だ。だが、二間目にある茶色の筋交い格子は、郊外の新興住宅地のエクステリアみたいで、安っぽい印象を与えてしまっているのが残念。ありきたりになってしまうが、黒か焦げ茶に塗った普通の地蔵格子でよかったのではないか。

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本堂の横には常覚院という塔頭があった。

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常覚院の庫裏?

(2002年02月10日訪問)

古建築の細部意匠

単行本 – 1972/6/10
近藤 豊 (著)

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