小坂子三区稚蚕共同飼育所。
現在は、C・T・Vという会社の工場になっている。
形式は直線型。ブロック造、スレート瓦葺き、木造小屋組み。
周囲にかなり改造が加わっていているうえ、やたらにパレットが積み上げられていて、当時の様子がわかりにくい。
おそらくガワを残して中身は完全に改装されているだろう。
換気塔の数は4。高窓の数は7。このことから、受地稚蚕共同飼育所とほぼ同一の設計の建築と思われる
ここまで改造されるとどちら側が貯桑場だったかはよくわからないが、おそらく写真の南側が貯桑場だったのではと思われる。
よく見ると蚕箔が段ボール置き場として使われていた。
(2007年01月14日訪問)