福山の市街地へ戻る途中にあった茶堂。
山野地区へ入ったのは深夜で、早く仮眠する場所へ着きたい一心でバイパスを通った。だが、私の普段の旅では、なるべく旧道を通るようにしている。そのほうがおもしろいものに出会う可能性が高いからだ。
福山市街へ戻るときには旧道を通ったので、往路では見られなかった茶堂をいくつも見ることになった。
妙言という字のあたりで、人家と人家の間に茶堂があった。
前側が完全に吹き放ちになっているが、他の三方には土壁がある。しかも床もきちんとしていて、居心地がよさそうだ。
野宿するのなら、こんな茶堂がいい。
(2002年08月26日訪問)