上信電鉄の上州福島駅。
駅から東側に50mくらいのところに踏切りがある。
踏切りのすぐ横には転轍機があって、転轍灯もすぐ近くで観察できる。
この踏切りの横には変電所がある。上信電鉄、福島変電所だ。
建物はかなり古い様子で、昭和初期くらいまでさかのぼりそうだ。
建物からは直接、架線に給電するようになっている。
一見すると、RC造のように見える建物だが、モルタル塗りの表面に横しまが浮き出しているので、実はレンガ積みの建物なのかもしれない。
線路側の壁面には、切妻屋根のような形の紅白のペイントがある。これは何なのだろか。
北側の高い建物の裏側にも、紅白のペイントの跡がある。塗り分けが左右対称になっていない。
低空飛行をする飛行機が衝突しないような目印か? 以前にこのあたりに、飛行場でもあったのだろうか。
あるいは迷彩の一種か?
迷彩といえば、むかし、新前橋駅の北側の鉄工所の建物の壁面に戦時中の迷彩が残っていたが、ああいうものも写真を撮っておくべきだったと、いまになって惜しまれる。
(2008年09月20日訪問)