造石法華経供養遺跡。この名前を聞いて、内容を想像するのはあまりにも難しい。私も昔は「石で出来た法華経が埋まってた場所?」くらいに思っていた。
実際は「
現在は、お堂が二つある。
左が釈迦堂、右が地蔵堂だ。
地蔵堂の内部には、石造の大仏が納められている。
半跏踏み下げの地蔵菩薩座像で、手首が胴体に差し込むように作られているのがおもしろい。
建物は新しくなっているが、以前の建物が好きだったので残念だ。以前は大仏の左右に小さなひな壇のようなものがあって、それが階段のようにも見えたのだ。子どものころ、その写真を見ては「この大仏は、どれほど大きいんだろう」などと夢を膨らませていた。
釈迦堂の内部。
(2008年09月20日訪問)