
玉村町飯塚は駒形町に近い場所で、玉村町は意外に北のほうまで続いていたんだと知る。
この飯塚集落にとても美しい環濠屋敷がある。
濠は現在は東と北に残っているが、南にもかつてはあったのだろう。屋敷の入口には石橋の名残りがある。

東側の濠を見ていく。

東の濠から南側を見たところ。
屋敷の南側は広々とした水田。

きれいに積まれた石垣と白壁が美しい。

北東の角。

一瞬、自分が関西にでもいるのかという錯覚を覚えるような空間だ。群馬県にこんな風景があるなんてびっくりである。
高知県の安芸市で見た屋敷を思い出す。

屋敷の北側には謎の通用口がある。はいつくばらないとくぐれないほどの低さで、ほんと「謎」としか言いようがない物件。

北西の角。

屋敷を北側から見たところ。
飯塚集落には他にも環濠屋敷っぽい場所があった。いつかまた訪れることになるのかも知れない。
(2014年12月27日訪問)