先に紹介した河港は旅客用の港だった。それ以外の貨物用の桟橋は、川沿いに点々とあって、それぞれ食品や建築資材などが荷揚げされる。そうした貨物用の港、つまり
旅客用の港から、南へ2kmほど。以前に紹介したパアメータン寺院の並びになる。
道ばたにちょっとした目印があって、そこからすぐに川に降りられるようになっている。
ちょうど貨物船が停泊して、荷物を運び出しているところだった。運んでいるのはたぶん木炭だと思う。
パアンでは日常の煮炊きには七輪と木炭を使うことが多い。中流以上の家では電熱器やIHクッカーもあるが、停電も多いので木炭はいまでも頼りになる燃料だ。
それにしてもこの細い桟橋をよく渡るなあ。
ほかにも何艘もの船が停泊していた。
乾季のときにはこのあたりは砂州が続いていた。
雨季でかなり増水している。
川幅もだいぶ広くなっているようだ。
ここにも気持ちよさそうなベンチがあった。
川にはゴミが投げ捨てられてる。船から出たゴミだけでなく、近所の人々も捨てていると思われる。
このあと、雨季の終わりにかけて川がさらに増水するので、いつのまにか流されてきれいになるのであろう。
(2014年07月12日訪問)