昼飯を食べに近くの商店街に出向いたら、たくさんのトラックが並んでいた。そう言えば、きのうこの横丁で誰か亡くなったみたいだったな。
これは葬儀場へ向かう参列者を載せた車だ。
先頭には花で飾られたトラック。
ここにホトケさんが載せられているのだろう。
専用の霊柩車なのか、荷台に鐘(雲版?)が取り付けられていて、チーン、チーンと鳴らしながら車が出発する。
そのあとを参列者を載せたトラックバスが付いて出発するのは、日本の現代の葬送と似ている。
これはまた別の日に見かけた葬送の車。
先頭車にはお坊さんが乗っている。
2台目はおそらくホトケさんを載せたワンボックス。
棺があるのかよくわからなかった。
パアンの埋葬方法は火葬が一般的。この道の先に火葬場あったかなあ。
その後ろには参列者を載せたトラックバスが続く。
カレン州のお葬式は、機会があれば見学したいと思っている。家では葬式をせず、火葬場に行ってから併設された引導場でお坊さんが引導を渡すようだ。
日本にも墓地に引導場がある地域があって、家で葬式をして葬送のあと引導場で最後の儀式を行う。その葬式の後半パターンと似ているのではないかと想像している。
これは葬式の参列者に配られるウチワ。仏教、キリスト教関係なく作るもののようだ。
故人の名前や経歴などが印刷されている。丈夫なので、七輪の火おこしなどでよく使う。
私はこれが引き物だと知らないで、マーケットでこのウチワを買おうと探したが見つけられなかった。あるとき仏具屋のショーウインドウにあるのを見つけて、買おうとしたら「見本だからタダであげる」と言われてしまった。
(2014年06月19日訪問)