マハボーディ寺院を出て、滞在しているパアン市方面への帰途についた。
すると、途中でまた屋根付橋を発見。
コッグーン村では、村の背骨ともいえるイラワジ川に沿って橋を探してきたのだが、この橋が架かっているのはイラワジ川の本流ではなく、支流だった。
支流もチェックすべきだったのだ。
ということは、イラワジ川に沿って行って来るだけでなく、川の両岸の道をくまなく走る必要があった。
でもきょうはもうさすがにそれをやり直す時間はなさそう。
橋長は3.6m程度で、橋床はほぼ正方形。
これは橋というより、この村にいくつもある里門の一種のような気もする。里門の下に川が流れているというべきなのかも知れない。
村人が集まって夕涼みをしていた。
若いお母さんたち。
橋のとなりは僧院になっていて、道は僧院の敷地の中を通り抜けていく。この僧院は、最初に探しに来た屋根付橋のたもとにある。(3枚目の写真に写っている。)
こんな近くにあっても気付かないものなんだ。
もしかしたら、この村を徹底的に探せば、あとひとつくらい屋根付橋が見つかるかも知れない。
でも今回は暑い中それなりにがんばって、やれるだけのことはやった。もし次にこの村を訪れるとすれば、あの壊れた屋根付橋が復興したときになるだろう。
これからまだ40kmの道のりを帰らなければならない。しかも、通り慣れたパアン・モーラミャイン街道を帰るのでは発見がないので、道のりの1/3はまだ一度も走ったことがない村から村を結ぶ未舗装の裏道を走るつもりなのだ。
(2015年11月29日訪問)