田倉牛神社を見たあと、再び吉井川の沿岸に戻り、川沿いに美作市を目指した。
後日になるが、そのエリアをドライブで通ったことがあり、中途半端に立ち寄ったスポットがいくつかあるのでここでついでに紹介しておこう。
そのときは岡山桃太郎温泉というところで大衆演劇を鑑賞したあと、温泉をハシゴするために湯郷温泉へと向かっていた。
車窓からベーハ小屋が見えた。
ベーハ小屋とは、葉タバコを乾燥させるための施設である。岡山は比較的多くのベーハ小屋が残っている地域だ。
小屋の形式は、推定で折衷式。折衷式とは、「広島式」と「大阪式」の両方の特徴を備えたタイプという意味。
その判断の根拠は、越屋根部分はだいぶ破損しているとはいえ、奥側に1枚だけガラリ板のようなものが残っているからである。
この小屋は道から見ただけなので、判断基準については次ページ以降の他の物件でもう少し詳しく書きたいと思う。
(2011年02月26日訪問)