臨済宗妙心寺派、安国寺。
周囲は宅地化が進んでいるが、寺の境内とその背後の丘陵には緑が残っている。
山門は薬医門。
これは裏側から見たところ・・・正面からの写真を撮り忘れた。
本堂は宝形造。
おそらく昭和に建てられたと思われる建物で古くはないが屋根が美しい。
ぬれ縁を廻しているせいで軒が高く感じられ、建物全体の重心が高目になってしまっているのが惜しい。ぬれ縁の部分がなくもう少し軒が低かったら、さらに美しい建物になったのではないか。個人の感想だが。
本堂の右側には、玄関と庫裏。
その右側にある二階建ての建物は、案内によれば練成道場。
本堂の左側にあった鐘堂。
コロビ(柱の傾斜)が大きく、しかも曲がった材木を使っている。
本堂の裏手には石林園という
拝観無料、気どらないわかりやすい名園だと思う。
(2003年04月29日訪問)