昨日、水車小屋を探して訪れた上横野地区。よくよく地図を見たら上横野と呼ばれるエリアはかなり広く、昨日探していた場所は見当違いの場所だった。
水車小屋を探して谷に分け入ってきたが、見つけることができないまま上横野地区の最深部へまで来てしまった。
そこに合ったのが横野滝という滝である。横野滝は、一の滝、二の滝、三の滝からなるとされ、もっとも上流にあるのがこの三の滝。
小さな渓流の滝だが姿は美しい。
少し引き返してきて、二の滝へと行ってみる。二の滝には「もみじ亭」という名の滝見茶屋がある。流しそうめんが名物。
きょうは天気が悪いのであまり客はいなかったが、常設の流しそうめんの設備がありなかなか面白そうな店。
注文しようかぎりぎり悩んだが、まだ11時台で昼にはちょっと早かったのでやめておいた。後になって頼んでおけばよかったと後悔した。
もみじ亭の中には水車の水輪が廻っていた。
こういうオブジェ的な水輪の設置について私は常々批判的に書いているが、これは風情重視で作ったオブジェではなく、実際に使われていた水輪を移設したもののようなので興味深く見れた。
手前にプーリーがついているので、産業的な用途に使われたものかもしれない。
茶屋の奥のほうに二の滝がある。
滝の右上には竜神様が祀られている。
龍神宮の近影。
社務所のようなものがあった。
以前は滝垢離ができる聖域だったのではないか。
一の滝は見つけることができなかった。
道ばたに舐め滝みたいなところがあり、これがそうかとかってに合点したが、あとで調べたらこれではなかった。
(2003年04月30日訪問)