徳島県の南半分の沿岸部、すなわち
2004年5月の中旬、その田園地帯に揚水水車を撮影に出かけた。
今回は滑り台中心なので揚水水車は省くが、水車の撮影ポイント阿南市長生町付近でついでに滑り台巡りをした。まず最初に訪れたのが、阿南市西部公園。愛称をひまわりランドという。
斜面に作られたロング滑り台とトランポリンがウリの公園だ。
「オーシャンネット」という名前の傾斜のついたトランポリン遊具。
トランポリンほど強力なジャンプ力もなく、傾斜もあることから自由に飛べないもどかしさで遊ぶ遊具だ。まるで海の波にのまれたような感じがする。
オーシャンネットの手前の斜面は簡易的なボルダリング壁になっている。
滑り台は途中に踊り場があり、上半分がポリエチレン樹脂滑り台、下半分がローラー滑り台になっている。
写真中央に見えるヒマワリ型のパラボラは、小声で話すと離れた場所で聞き取れるという聴音機の遊具。本当にささやくような声でしゃべっても、離れた場所で聞き取ることができる。これは体験するとちょっと驚く。
ステンレス台に比べると、自由なカーブを造形できるため、加速度や遠心力などを計算した滑りの演出が可能な滑り台だ。
尻が痛いだけのローラー台に比べ、滑りを楽しめるという点でこれからロング滑り台に普及が望まれるタイプの素材である。
(2004年05月23日訪問)