清流通りの八ツ橋

細い池にあるためちょっと圧迫感あり。

(山口県周南市鹿野上)

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清流通りを少し歩くと、カキツバタが植えられた細長い池があり、そこに当サイトが八ツ橋と呼ぶ木造橋がかけられていた。

八ツ橋は『伊勢物語』の東下(あずまくだ)りの段に登場する橋で、回遊式庭園などにそれをイメージした橋が造られることがある。私は以前、各地の八ツ橋物件を収集しようかと思っていたことがあり、このサイトの索引にも他の橋と区別して独立した見出しを立てている。

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この八ツ橋は屈曲の角度が90度のみで単調なうえ、橋床がバリアフリーになっているので、やや無粋な感じだ。だがまあこれからも八ツ橋を見かけたらどんな橋でも必ず収集していこうと思う。

ちなみに、この写真の左隅に写っている茶色の建物は、女子道社というおみくじのトップメーカーの社屋で、全国各地の神社にあるおみくじの自販機もこの会社が考案したものだという。

(2003年09月04日訪問)