興昌寺は山の中腹にあり、境内からは宇田の村を見渡すことができる。
谷の反対側の山すそに木造の小学校が見えた。宇田小学校である。校舎と校庭のあいだに田んぼがあり、校舎の裏山は神社になっている、いかにも田舎の学校というのどかな風景だ。
教室は少なくとも1学年1学級で使えるだけの数はありそうだ。宇田は小さな漁村だが、近隣の漁村も含めてそれなりの子どもたちがいたのだろう。
ちょうど5月ということもあり、村では鯉のぼりも見られた。竿の途中から分岐している珍しい立て方だ。
こちらは五月のぼり。戦国武将のデザインのものだ。
2018年現在、この木造校舎は取り壊されて近代的な学校に建て替えられている。
(2004年05月02日訪問)