北ミャインカレイ山脈の南端にあるパゴダ。たぶん名前はないので私は勝手にナッコンユアパゴダと呼んでいる。ここに来たのは2年ぶり。
前回来たときには水牛の群れに驚いて、あまり深く探索しなかった。だが後々、衛星写真を見ていくと山脈の北部に小さなお寺のようなものが見える。それが気になってこうして出直してきたのだ。
まず前回ちゃんと見なかったパゴダを見てみよう。
パゴダは2基あり、ひとつは高い尾根に、ひとつは道沿いの岩の上に建てられている。
道沿いのパゴダ。
あれ? こんな場所にオートバイがとまってる。先客がいるのか?
とりあえずパゴダに登ってみよう。
ちゃんと階段付き。
階段の途中から岩の割れ目が見えたが、とても人間が入れる広さではない。
このへんで履物を脱いでいこう。
パゴダに登ってもあまり高度がないので、眺望がよいというわけではない。
南ミャインカレイ山脈、つまりセメント工場の採石場側が見える。採石場はこの峰の奥なので、普通の山に見える。
パゴダの北側には大きなココの樹があり、その下に僧院みたいなものがあった。
その前の広場で地元の若者たちがサッカーに興じていた。
「ねえ、この山に洞窟ある?」
「ないよ。でも南の山には洞窟がある。セメント工場のほうに少し行ったところで右に入れ。」
う~ん、衛星写真で北のほうに見えたお寺には洞窟ないのか・・・。
でもまあ、ひとつ洞窟のある場所が聞けたのでよしとしよう。
なお尾根の仏塔も登れそう。道のようなもの(写真)があった。
(2019年03月16日訪問)