
三都港の港湾をかたち造っている権現岬。その山頂部分には皇子神社という神社があり、半島は全体がその神社の社叢となっている。
神社の社叢は、長期間柴刈りや薪取りやなどの手が入らないため、潜在植生になることが多いと言われる。

この社叢が県指定の天然記念物になっているというので少しだけ立ち寄ってみた。
神社の参道の周囲はウバメガシが多い。

神社は山の上にあったが、ちょっと疲れがでていたのと、帰りのフェリーの時間まで余裕がなかったため神社には登らず。

森の様子を簡単に見るだけにした。
丸い光沢のある葉の常緑樹はたぶんトベラ。

黄色いビワみたいな実をつけていた。

塩水がかかるようなところにも繁殖しているので、塩分い強いのだろう。

森にはアカテガニが棲んでいた。
(2006年10月09日訪問)