光明寺をはなれ、次の目的地である眼明寺へと向かう。途中には漁村や島の集落にありがちな狭い路地が多い。
でも特徴的なのは、石で積まれた築地塀が目立つことだ。これに使われている石は、たぶん板状節理で板状に割れた安山岩。蘭塔の材料である凝灰岩(豊島石)とは異なる石材だ。
豊島の石はいろいろと見どころが多そう。
途中で見かけたツタのからまる古家。
ニッカウイスキーの看板がステキ。
鋭角の敷地をもつ家の、鋭角部分。
この界隈は築地塀が多い、見ごたえのある町並みだ。
下半分が凝灰岩、上半分が安山岩と石を使い分けて積まれた塀。大きな屋敷が多い。かつてどんな産業でこの栄華を築いたのだろうか。
狭い路地を抜けた三差路に出た。
この三差路の一角は元電器屋さん。ポンパくん発見!
次のお寺、眼明寺はこの左手のほうへ進めばよさそう。
しばらく進むと、道ばたにまた蘭塔があった。
墓地でもない場所に蘭塔が置かれるのはなぜなんだろう。屋敷墓という感じの場所でもなく、むしろ他地域でいう塞の神や道切りの呪具のような感じだ。
(2008年10月11日訪問)