築地塀と辻の蘭塔

家浦の町並みには石積みの築地塀が多い。

(香川県土庄町豊島家浦)

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光明寺をはなれ、次の目的地である眼明寺へと向かう。途中には漁村や島の集落にありがちな狭い路地が多い。

でも特徴的なのは、石で積まれた築地塀が目立つことだ。これに使われている石は、たぶん板状節理で板状に割れた安山岩。蘭塔の材料である凝灰岩(豊島石)とは異なる石材だ。

豊島の石はいろいろと見どころが多そう。

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途中で見かけたツタのからまる古家。

ニッカウイスキーの看板がステキ。

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鋭角の敷地をもつ家の、鋭角部分。

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この界隈は築地塀が多い、見ごたえのある町並みだ。

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下半分が凝灰岩、上半分が安山岩と石を使い分けて積まれた塀。大きな屋敷が多い。かつてどんな産業でこの栄華を築いたのだろうか。

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狭い路地を抜けた三差路に出た。

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この三差路の一角は元電器屋さん。ポンパくん発見!

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次のお寺、眼明寺はこの左手のほうへ進めばよさそう。

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しばらく進むと、道ばたにまた蘭塔があった。

墓地でもない場所に蘭塔が置かれるのはなぜなんだろう。屋敷墓という感じの場所でもなく、むしろ他地域でいう塞の神や道切りの呪具のような感じだ。

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(2008年10月11日訪問)

死者の結婚 (法蔵館文庫)

文庫 – 2024/9/13
櫻井義秀 (著)
「結婚」とは何か。山形県のムカサリ絵馬供養、青森県の花嫁人形奉納、沖縄のグソー・ヌ・ニービチ、韓国や中国・台湾の死霊婚など、死者に対する結婚儀礼の種々の類型を事例に、その社会構造や文化動態の観点から考察する。

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