日方墓地から集落を分け入ったところにあるお寺。

小豆島八十八ヶ所霊場の第24番、安養寺。

参道には桜の潅木がもしゃもしゃと繁っている。

その先には四脚門の鐘堂門。

「鐘堂門(しょうどうもん)」って言葉、いま作ったよ！！

明らかに、小豆島には単層の鐘堂門が多い！！！

断言できる。

山門を入って正面は庫裏で、本堂は左にオフセットしている。まだ新しい建築だった。

その左側には、本堂と同時期に整備されたと思われる大師堂。

さらにその左側に地蔵堂がある。

本堂の右側には庫裏、その右側に長屋門。

庫裏の前にはドックケージが並んでいて、たくさんの犬が飼われている。

山門を入って正面がイヌなので、犬嫌いの人にはちょっとつらいお寺だろう。

いまの私はどちらかといえば犬好きだけど、四国に移住する前にはかなりの犬嫌いだったので、犬が吠えてくる寺にはとにかくむかついていた。

犬が吠えるのにはパターンがあって、

1. 怒っている・脅えている
2. 義務感・仕事だから
3. 喜んでいる・かまって！

みたいに私は分類しているけれど、いまは(1)の状態の犬がいても繋がれていれば気にならない。

寺がある場所はなだらかな傾斜地で、駐車場からは海がわずかに見えている。