高崎中央銀座

約400m続く昔ながらのアーケード商店街。

(群馬県高崎市鞘町)

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知人が高崎市街のお堀の近くで作品展をしたので見に来た。珍しく高崎市街地を足で踏んだので、少し町歩きをしてみることにした。

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向かったのは高崎中央銀座。南側からアーケード街に入る。

全長400mほどの昔ながらのアーケード街だ。

私は前橋で育ったが、通っていた高校は高崎市にあったので、学校帰りに遊びに行く町は高崎と前橋と半々だった。中央銀座ではよくゲームセンターに行った記憶がある。

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すぐのところにクラブがあり、人だかりが出来ていた。大学生のサークルかなにかだろうか。

前橋市と高崎市を比較すると大きな違いを感じるのは高崎市の街中には学生が歩いているということ。市内に大学があるし、高校もそこそこ市街地に近いところにある。前橋はすべての高校を市街地から遠く離れた郊外に置いたため、若者の足が街から遠のいてしまった。当然、その若者が大人になっても市街地に戻ってくることはない。

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銀座通りで営業している店は少なくなってしまったが、それでも個人商店がまだいくつかある。

帽子屋のような単独の商品を扱うお店がまだ残っている。

➡場所

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こちらは渋いレストラン。

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靴屋さん。

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和菓子屋さん。

私が銀座通りのお店をひとつだけオススメするとしたら、ここ「かんのんや」だ。

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高崎市のシンボルといいえば、観音山の白衣観音。

それを和菓子にした観音力や観音もなかというお土産があるのだ。

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観音様を食べてしまうという大胆なモナカなのである。

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アーケード街全体ではしもた屋のほうが目立つ。

いま、全国でアーケード街というとシャッター通りなどと揶揄される。だがそれは決して寂れた町ではない。ここはもう商店街ではなく、屋根のついた住宅街なのである。

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部分的に屋根がなくなっていた。

2014年の「平成26年豪雪」で屋根が崩落したのだ。

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アーケード街の北の端。

南側のオーナメントは「中央ぎんざ」で、北側は「中央銀座」となっていて綴りが統一されていないのはいかがなものか。

(2016年05月08日訪問)