天女窟からさらに山を分け入っていくと、尾根に鉱山の社屋やコンベアが見えてくる。
この付近の山体は石灰岩で、石灰石鉱山があったのだ。
鉱山の名前は磐戸鉱山。
青倉石灰工業という会社が運営していた。村が作っているパンフによれば、1950年から坑道掘りと索道運搬で操業を開始し、1972年から露天掘りに切り替え、1993年まで操業したという。
このトンネルのようなものは石灰石をダンプに積み込むためのホッパーと思われる。
つまりこの風景は鉱山そのものではなく、山上の露天掘り鉱山から掘り出した石灰石を破砕して適切な大きさに加工する施設の下端の搬出口である。
でも一応公道と思われる場所で、巨大ホッパーのすぐ近くまで車で行けるというのが珍しい。鉱山マニアではなくて一般の人が行っても少し楽しめる廃鉱山といえるだろう。
山上へも道路が続いていて車で登れそうだが、ロープが張ってあったのでここまでにしておく。
(2011年05月07日訪問)
