国道405号線から草津方面へ入る十字路、釜めしを出す定食屋やコンビニがある目立つ交差点だ。そのコンビニの脇から崖線を降りていく道がある。
その道を降りた先は河岸段丘の段丘面で、草木原という集落がある。行き止まりの場所なので群馬県民でもこの道を入ったことがある人はほぼいないだろう。
この集落のはずれに水車小屋がある。
立地的に個人所有の水車ではないかと思われる。観光水車ではなく、補助金などで造られたものでもなさそう。
中は見えないのだが、搗き臼が2~3基はありそうな立派な水車小屋だ。
自家の精米だけでなく、賃づきをしたとしても集落全体の精米ができたのではないか。
今は稼働していない。
見たところ下掛けのようだが、もしかしたら木製の樋が失われているだけで中掛けだったかもしれない。
使わなくなって20~30年くらい経っているかもしれない。水輪は朽ち始めているが、屋根があるため比較的よい状態が保たれている。
回し堀から水路に排水していたと思われるあたりに水神が祀られている。
手前の暗渠の水路から取水していたのだろうが、コンクリのU字溝になってしまっているのでもう水車へ水を引くことはできないだろう。
(2012年07月29日訪問)
