清本寺から荒川の段丘崖に沿って道なりに西へ。
またお寺があったのでお参りしていく。
お寺の名は浄恩寺。
石門を入ると右にお願い地蔵。
石門の左には六地蔵。
ここも清本寺と同じく6体がそれぞれ持物が異なる造形。
その隣りには呑龍堂。
呑龍は江戸時代の僧。
内部に尊像が祀られている。
呑龍堂の前には小さな鐘堂のようなものがあった。
学生時代にこのあたりの寺を巡ったときに奇妙な鐘堂を見た記憶がある。
これがその記憶にあった奇妙な装置の成れの果てか? それともあの装置は他の寺にいまもあるのか。
記憶に基づいて絵を描いてみた。
それは、小型の鐘つき堂とさい銭箱を兼ねていて、お賽銭はパイプに投入するような構造になっていた。パイプは水盤(水槽?)の水中を通って賽銭箱に落ちるようになっていたような気がするのだが。
本堂。
ぬれ縁を巡らす浄土宗らしい本堂。
本堂の右側は方丈、玄関、庫裏と並んでいる。
本堂の左側は墓地になっている。
(2021年02月21日訪問)