八幡浜港から矢野崎という岬へ向かう途中に、「おさかな牧場シーロード八幡浜」という施設があり、海鮮丼などが食べられるというので行ってみたのだが、営業していなかった。
ここは食堂というよりも有料の釣り桟橋といった施設なので、台風が接近した雨の中、営業しているはずもなく・・・。
この施設、たぶん運営母体は自治体とか3セクなのではないかな。釣り桟橋にしては施設が大げさすぎて、釣り堀の入場料で採算が採れるような雰囲気ではないのだ。
道の駅の海版みたいなやつだ。
八幡浜付近の湾ではタイの養殖が盛ん。養殖いかだが荒波で被害を浮けないように、かなり立派な防波堤が沖まで延びている。
その防波堤まで片持ちの斜張橋が延びていて、歩いて防波堤まで渡れる。橋の長さは約80m。
よく見ると旅客機のタラップみたいに階段が可動式になっている。この辺りはリアス式海岸で水深があるので、RC造の基礎が作れず、防波堤が完全に陸地に固定されていないのかもしれない。
入場料を払うと、手前に見えるいけすで釣り堀ができるほか、防波堤からの釣りもできるらしい。
釣りをしなくてもちょっと行ってみたい気がする。
このあと、この近くにある蚕種会社「愛媛蚕種」を訪問したのだが、愛媛蚕種さんについては後日少し詳しく見学させてもらったので、あらためてその時に記事を書こうと思う。
思い付きで出かけた別府への旅だったが、台風のせいで後半がぐだぐだになってしまった。
でも大分県への行き方、別府の基本的な観光はできたので、次に訪れるときはもう少し色々な場所を見てみたいと思う。
(2008年09月14日訪問)