丸山千枚田を見てから新宮市の市街地へ。
暑いのでかき氷を食べに氷屋へ向かった。お目当ては新宮市名物のスイカ氷。かき氷を割りばしに押し付けて固めた氷菓だ。このころ食べ物の写真を撮るという習慣がなかったので写真はないけれど、他ではあまり聞いたことがない食べ物なので、今度もし夏季に新宮方面へ行くことがあれば、改めて紹介したいと思う。

氷屋の近くに立派なお寺があったのでお参りしてくことにした。
新宮で最初に紹介するのが速玉神社じゃなくて寺町のお寺? って言われそうだけれどしかたがない。
新宮市の寺町は街の東側に壁のようにそそり立つ千穂ヶ峰という山の山麓にあり、北は速玉神社、南は神倉神社まで続く。本光寺はその寺町の中央あたりにある。

寺は新宮城主水野家の菩提寺だったという。

また戦国時代には領主の屋敷がこの場所にあったというから、このあたりが古くは街の中心だったのだ。

山門は築地塀のついた四脚門。

本堂は東面している。
新宮の寺町は東が山になっているので、ほとんどが東向きの境内である。

本堂内。
内陣の彫物が立派。

本堂の右側には尊神堂というお堂がある。本堂からは渡り廊下で繋がっている。
仏教を護持する神を祀る堂という意味だが、多くは鬼子母神を祀る。つまりは鬼子母神堂。

本堂の右側には玄関。

玄関の右側には庫裏。

もうじき土用丑の封じという祭事が行なわれる。
調べてみたらどうやら
(2012年07月07日訪問)