川湯温泉・仙人風呂

川底から湯が沸き出している天然温泉。

(和歌山県田辺市本宮町川湯)

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湯の峰温泉に続いて訪れたのが川湯温泉。

ここは川底から温泉が湧いていて、自然の川がそのままお風呂になっている。仙人風呂という名前のお風呂だ。川の中にあり入浴料は無料だけど、期間は12月~2末までで、利用時間は6:30~22:00。時間外はゲートが閉まり入れないようだ。

駐車場も更衣室もあるので、宿泊せずに気軽に利用できるから、非常にサービスがよい温泉と言えると思う。

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1999年以来18年ぶりに来たけれど、ずいぶん整備された感じがする。駐車場の近くに脱衣所も出来てるし。

以前は訪れたのが夜で、よく仕組みもわからず、車の中で全裸になりバスタオルを巻いて川に入った。適当にお湯が出てる場所を足で探って入った。温泉が溜まるようなプール状の場所も、橋もゲートもなかったような気がする。営業期間外の3月だったが、私以外にも客がいて、お湯が出ている場所を教えてくれた。

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現在はだいぶ背の高い土手が築かれていて、お湯が湧いている場所は川の流れのないプール状になっていた。昨年の水害で土砂が堆積したのも影響してそう。

仙人風呂が冬しか営業しないのは、それ以外の季節は流れがあってお湯が停滞しないのと、ちょっとした増水で頻繁に地形変わりプールを維持できないからではないか。

12月~2月以外の季節に川遊びにきて、勝手に温泉を利用するのはたぶん自由だろう。

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でも お風呂として営業している季節でないと、バスタオルを巻いて入るという感じではなく、浮輪や水着で入るって感じになってしまい、あまり温泉を感じられないかもしれない。

むかし台湾の烏來(ウーライ)温泉に行ったことがあって、似たような条件の河原の露天風呂に入ったことがあるけれど、日本と違って裸で入ることが許されないので、水着を着て入ったらぜんぜん気持ちよくなかった。

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やっぱり川湯を利用するのは裸で入れる冬場がいいような気がする。

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混浴なのでなるべく人が写らないように写真を撮ったけど、若い女性もいて、自撮り棒を使ってむちゃくちゃ自撮りしていた・・・。

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仙人風呂の少し上流には流れ橋の橋脚のようなものがある。

(2017年01月16日訪問)