鬼ヶ城歩道トンネル(木本隧道)

全長509mある大正時代最長のトンネル。

(三重県熊野市木本町)

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鬼ヶ城を東口駐車場から西口まで歩くと、およそ1.5kmくらいの道のりがある。再び同じ遊歩道を戻れば駐車場までは最短なのだが、帰路はトンネルを通って戻ることにした。

といっても、海岸沿いの国道42号線トンネルは自動車専用なので徒歩や自転車は通れない。少し山のほうへ入った場所に歩行者用トンネルがあるというのでそちらへ廻る。

途中、西郷川という小さな川に可愛らしいトラス橋があった。

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トンネルの西詰め、木本町の町並み。

海辺の町にありがちな、道路が狭く家がみっちりと詰まった町並みだ。

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こちらが鬼ヶ城歩道トンネル。

レンガ造りの抗門が中々におしゃれなトンネルだ。

車輌も通れるが、現在は西側から東側への一方通行。

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長さは509mもあり、大正14年竣工。大正時代に掘られたトンネルとしては最長の長さを誇るとい、土木学会推奨の土木遺産に登録されていた。

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内部は半分が歩道、半分が車道になっている。

かつては車輌の対面通行ができたのだろう。

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部分的に素掘りにコンクリを吹き付けた施工になっている場所もある。

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東詰め。

西と同じ意匠の抗門。

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トンネルを出るとラブホテルの裏口みたいなところに唐突に出る。

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このトンネルが開通するまでは山の尾根の裏側に道があったようで、いわゆる熊野古道の石畳の道が残っているという。

(2017年01月16日訪問)