
班渓寺橋から少し上流に飛石があるので見に行ってみた。人の家の裏道みたいな細い道路を進んでいく。

雑木林を抜けると、その飛石があった。
造られた年代ははっきりしないが、古いものではなく少なくとも平成の後半だろう。
地域の水辺の堤防の整備に付随してで造られたのだ。

基本的には観光的なものなのだが、班渓寺橋と同様、ほとんど観光客が来ないような場所にある。
では、まったく役に立たない飛石かというとそうでもなく、離れた2つの橋の中間くらいにあり、両岸に道もあることから、子どもたちが魚とりや虫取りなどで行き来するのには都合がよいだろう。このあたりに子どもがいればだが。

川の水はかなりきれい。洗剤の匂いなどもない。
上流のときがわ町は汚水処理普及率では県内ではほぼ最低ランクなのだけど、人口そのものが少ないからか。

川にゴミも見当たらず、飛石の上を歩いても気持ちがいい。

飛石の両側は石段になっている。

左岸からみた飛石。

上流の風景。
こんな風景が都幾川のいちばん都幾川らしい風景なのかもしれない。

周囲の雑木林の中の道もいい感じ。
(2022年10月21日訪問)