
JR吹上駅から南に来たあたりの荒川に水道橋がある。荒川水管橋といい、水管橋としては日本一の長さがあるという。橋長は1,100m。
この橋は遠目には「普通の水道橋だよね?」という感じなのだが、、、

近くまで行くとスケールがバグってくる。
橋台だけで5階建てのビルくらいある。

14連のアーチ橋で、水道管自体が橋げたになったローゼ桁橋だ。

水道管は橋脚の上で継いであり、地震などでたわんでも漏水しないようになっている。

橋台には保守用の階段があるが一般人が橋の上を通行することはできない。
ただこのキャットウオークを歩けるイベントが時々開催されるらしい。床はグレーチングなので迫力がありそう。

この水道橋は行田市の浄水場で作った上水を荒川の西岸の地域に送水するものだという。
荒川西岸の地域は長年川の氾濫に悩まされてきた場所なのに、わざわざ東岸から飲み水を送っているというのは不思議だ。
(2022年11月22日訪問)