
大芦橋から少し上流に行ったところの、和田吉野川の堤外地に小さな橋が見える。名前は不明。対岸の農地の小字をとって
堤防よりも低い位置にある橋だが当サイト基準ではギリギリ沈下橋といえるレベル。橋から転落すると危険なのにガードレールや欄干がないことがこの橋を沈下橋とした判断基準だ。

現在この場所は上流に水門や排水機場があるから和田吉野川自体の増水で水没することはないと思う。
もし水没することがあるとしたら、合流する荒川から逆流する水位によるものだろう。

もともとは荒川の高水敷にある農地へ行くための橋だったと思われるが、利用者もなくなり廃橋になっているようだ。土手から降りる踏み分け道すら見当たらない。
近くまでいくのも大変そうなので堤防の上から写真だけ撮った。
(2025年06月19日訪問)