横堀跡(よこぼりぜき)付近で見かけた火の見櫓。
特徴としては、櫓の骨格でもある4本の通し柱が一直線(下部がエッフェル塔のように広がっていない)であること。屋根に反りがなく、物見台の平面も正方形で全体的に固い印象を与えること。屋根の上には方位を表わす屋根飾りがあるといったところか。この地域では、通し柱が一直線という構造が特徴のようだった。
この火の見はとても背の高い立派な火の見櫓だった。周囲は水田で、これならずいぶん遠くまで見晴らしがきくだろうし、避雷針としての役目も果たしているのだろう。
(2000年03月18日訪問)