高砂駅付近で見かけた銭湯、梅ケ枝湯。
正面は2階になっているが、2階部分は看板建築みたいな作りでとても薄い。
ちなみに関西の方では番台や脱衣所の上が住居になっている銭湯をよく見かける。私の住む関東の方では脱衣所の上は吹き抜けになっている場合が多く、これは東西の銭湯の構造的な特徴ではないかと思っている。
裏から見るとこんな感じ。ファサードの殺風景なモルタル造とは打って変わって、レンガや木造下見板の融合したなんとも不思議な光景が現れる。煙突や煙出し(銭湯の場合は湯気出しか?)で複雑に構成される後半部分は、まるで小さな工場のようでもある。
裏の通りは高砂線の跡だ。
一時停止のある通りは、かつては踏み切りだったかもしれない。
大きなケヤキの木が絵になる。
洗い場の横の辺りには井戸があった。
(2001年04月29日訪問)