浄福寺

本徳寺の北側にある塔頭。庫裏は塗籠造。

(兵庫県姫路市亀山)

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本徳寺の北側にある塔頭のひとつ。

塔頭(たっちゅう)というのは、大きな寺の周囲にある子院のような寺のことだ。2~3軒の塔頭のある寺なら大寺と言っていいと思う。本徳寺には7ヶ寺の塔頭があり、小さな寺町を形成している。

山門は薬医門。

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境内は本瓦葺きの本堂、庫裏。

庫裏は写真を撮りそこねたが、塗籠造(ぬりごめづくり)(=土蔵のように柱が見えないように漆喰で塗り上げてある建物)で、ちょっと城郭建築ふうだった。

雨がぱらついてきて、知らぬ間にデジカメのレンズに水滴がついてしまった。このあとの写真にも何枚かそういう見苦しいものが混じっているので御容赦願いたい。

(2001年04月29日訪問)

図解/古建築入門: 日本建築はどう造られているか

単行本 – 1990/11/1
西 和夫 (著)

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寺院建築の架構が最も理解しやすく書かれている本だと思います。