寺町めぐり13ヶ所目の訪問地、福善寺。宗派は浄土真宗。
ここまでに見た寺社は基本的に千光寺のある千光寺山のふもとの寺であった。この福善寺は千光寺山からは谷をへだてて、名刹西国寺のある山麓になる。境内は横に長く、堂宇は横一文字に並んでいる。
山門は四脚門。(屋根を工事していた。赤い屋根家の右上に見える。)
境内の左奥には袴腰鐘楼。袴腰の部分は押縁のない鎧張下見板方式で、境内に植えられたソテツとあいまって異様なバタ臭さを醸し出している。
本堂。
右手に進むと、鼓楼、玄関、書院、庫裏と続く。
庫裏は切妻で、妻飾りは蟇股が横に5つも連なったくどい感じだ。
庫裏の方にも四脚門があった。(つまり境内に四脚門は2カ所ある。)
庫裏の前には経堂。経蔵の裏には宝物館があった。
境内には他に観光客向けのトイレ。きれいなトイレなので安心して使える。
(2001年05月03日訪問)