寺町めぐり21ヶ所目の訪問地、正念寺。浄土寺のエリアから今度は尾道駅に向かって引き返す。往路は山に沿って移動したので、戻りはJR山陽線に沿って国道2号線を走る。緩やかな斜度のまっすぐな道でやっと電動アシストチャリが本来のメリットを発揮する。
正念寺の参道はJRのガードを潜り、民家の路地の奥のわかりにくい場所にあった。山門は一間一戸の鐘楼門。2階には登れない。
境内は狭い。
本堂は東面していて宝形造。江戸期の堂だろう。わりと古そうで中期くらいまでさかのぼるかもしれないという印象だ。
本堂の右側の玄関のように見える部分は延命地蔵堂。その右側に庫裏の玄関。
写真の奥の高いところに見えるのは裏山の八幡神社の社務所(か?)
正念寺の庫裏は右奥の白いモルタルの建物で、鍼灸院をやっている。
地蔵堂のなかにあった地蔵菩薩。
心が癒されるようなやさしい雰囲気の像だ。
庫裏の横には延命水という井戸があった。飲んでみたら水はまろやかな味だ。あまり冷たくなくて、出がらしのお茶のような味を感じたが、おいしい水である。何杯も飲める。
井戸の右側には鎮守社の白玉稲荷。
隣の八幡神社からみた正念寺の境内の様子。
写真奥に見える山が浄土寺山だ。
(2001年05月03日訪問)