永昌寺。成島毘沙門堂からすこし南に下った北上川の東岸の丘陵の上にあった寺。

山門は三間一戸四脚門。

本堂は背の高い寄棟造の大きな堂だ。

本堂の前にはまわり場がある。

本堂の右側には玄関、庫裏、２階建の客殿。

山門を入って右手には、下部がブロック積みの鐘堂。土台部分の平面の上いっぱいいっぱいに堂が乗っている。

以前に宮古でも似たような鐘堂を見たが、岩手ではわりとポピュラーなのかもしれない。

客殿の２階からみた境内。

本堂の左手にある横長の堂は観音堂。

さらにその左側には入母屋の秋葉堂がある。

観音堂。

左の一間分は秋葉社になっている。

観音堂のなかで見かけたもの。

こういう情景を立体化したようなジオラマ風の装飾の一般名称はあるのだろうか。

十七体の僧形の仏像が配置されている。十六羅漢に１体別の仏が混ざっているのかもしれない。

もうひとつ似たようなものがあった。

こちらは二十五菩薩のジオラマか。

中央には滝があって橋が掛かっている。

複雑な作りになっていて見飽きない。