永泉寺

小さな寺だが本尊の聖観音は平安末期の作。

(岩手県一関市中里大平山)

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永泉寺。さきほど見た龍沢寺から300mくらい南に行ったところにある小さな寺。

中里小という小学校の裏手にあり、表通りからは見つけにくい。

山門は薬医門。

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本堂は銅版葺き。

お盆のためか、本堂は開け放たれてあった。上がってもよさそうな雰囲気だったので、勝手に上がらせてもらう。

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本尊は聖観音像。平安末期の作で県文に指定されているという。

藤原文化の美しいプロポーションの仏だ。これなら県文の指定を聞かなくても、そこそこの仏だとわかる。

最近、仏像の見方がほんの少しわかってきたような気がする‥‥。

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天衣(てんね:型から下がっている細い布)が心なしかぎこちない感じではあるが、何とも言えない気品があって、思わず見入ってしまう。

この仏はいつ行っても見られるのか、それともお盆で特別に開帳していたのかは不明。

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本堂の右側には、玄関、庫裏、そして、庫裏の先にはハナレ(子供部屋?)になっている。

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本堂の前にはまわり場があった。

(2001年08月13日訪問)

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