常将神社

神道集「船尾記」に登場する平常将を祀る神社。

(群馬県榛東村山子田)

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常将神社。柳沢寺の北隣にある神社。やはり平常将の伝説を起源とする神社である。以前はここから少し離れた小字神田(柳沢寺の南側?)にあり、現在の位置に移ったのは元禄年間(1,700年前後)だという。

神社の前にはほのかに門前町の雰囲気がただよう。

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社殿は拝殿と本殿の覆屋。

本殿は覆屋になっていて、内部は見えない。

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本殿の前では三人の小学生の少女が「はじめのいっぽ」という遊びをしていた。「はじめのいっぽだよ」という拍子を歌いながら鬼(白いトレーナーの子)に近づいてゆき、鬼が振り返ったときに体が動いていると鬼になるという遊びだ。

少女たちのほっぺたは真っ赤で典型的な田舎の娘という感じ。だがその純朴さの中に将来は美人になるだろうなあと思わせる素地がありありと見えていた。最近都会では頬を真っ赤にした子供を見ないような気がするが気のせいだろうか‥‥。

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社務所。

左側の注連縄がかかっている部分は吾妻社。

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境内にはほかに神楽殿があった。

太々神楽が伝えられていて、毎年4月、10月中旬の日曜日に奉納されているという。

(2002年03月09日訪問)

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