菅原神社。永福寺の西側に隣接していた神社。
入り口には石製の八幡鳥居がある。鳥居を過ぎると右側に水盤舎、左側には信徒会館がある。
少し進んだところに今度は木造の明神鳥居。
屋根を載せた凝った構造だ。
この鳥居は基礎の部分を石柱にして、途中から木材を継いで建てられている。手法は宗教建築というよりも、川にかける橋の橋脚の部分の継ぎ方を思わせる。このような構造の鳥居をこの地方では何ヶ所かで見かけた。
木材も相当風化していてかなり年代を経ていそうだ。江戸時代の後期くらいまで遡るのではないだろうか。
境内は拝殿(写真)、本殿、末社(写真奥)、拝殿の右側には、神楽殿のような建物、本殿の左側に社務所、神輿舎。
(2001年10月07日訪問)