雲観寺。駅前から市役所まで続く大通りに面したところにある寺。
寝起きの悪い私は、いまだに目が覚めきっていないのだが、そのせいかやけに日光がまぶしい。なぜか写真までがまぶしく写っているような気がしてしまう。
大通りに面したところに釘貫門がある。通用門だが、現在では主要な山門になっているのだろう。
釘貫門を入って左側は墓地になっていて、阿伽井屋がある。
駅前通りの拡張で敷地を削られたのであろうか。寺の南側はとにかく風情のない空間だった。
本堂。
本堂の右側には玄関、庫裏。
本堂の正面には鐘堂と水盤舎。
さらにその前には輪蔵があった。
内部を覗く穴は小さかったので経巻棚全体を写すことはできなかったが、ケヤキ造りの立派な輪蔵のようである。
東側にはちゃんとした参道がある。山門は薬医門。
参道の前の道には古い町屋が残っていた。
後ろに見える近代的なビルはミツカンの本社である。ミツカンの社屋は町並みに溶け込むようにダークグレーに塗られている。
(2001年11月25日訪問)