無量寿寺

山門が3つもある立派な寺。櫓形式の鼓楼もある。

(愛知県半田市成岩本町4丁目)

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無量寿寺。常楽寺から東へ 500m ほどのところに、地図をみると3軒の寺が密集している場所があるので行ってみた。

どうやら 無量寿寺を中心とした浄土真宗の寺町で、残りの2寺は末寺という雰囲気だ。

常楽寺から向かったこともあって、 無量寿寺の裏手の住宅街から接近したが、参道は東側に伸びている。

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山門は袖塀付きの四脚門(左上写真)。

境内は背の低いクロマツがたくさん植えられている。よく整えられた境内だ。

正面には本堂。

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本堂の右側には玄関(左写真)。その右側には庫裏。

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庫裏の右側には鼓楼であろうか、櫓のようなものが接続していた。浄土真宗に特有の堂宇である。

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庫裏の前には高麗門があった。

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参道の左側には水盤舎。

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水盤舎の後ろには鐘堂。

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参道の左側にも薬医門がある。門の後ろにある堂は中が見えなかったので、何だったかは不明。

この寺には3つの門があることになる。

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無量寿寺は大きな寺なのだが、実を言うと、寺よりもその周囲の路地のほうが印象に残っている。左写真は薬医門を出たところの坂。

この先へ行って見たいと思わせるような路地だ。

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左写真は寺の北側の路地。最初に車で接近したときに通ってきた道である。広々とした参道よりも、裏側の参道のほうに半田らしい風景がある。

(2001年11月25日訪問)