続いて、滝山寺へと向かう。
滝山寺の山門は寺からかなり離れたところにある。かつては広大な寺域の寺だったのだ。
山門は仁王門で、天竺様の意匠が強く現われた折衷様式。見るからに古いたたずまいだ。鎌倉時代初期の建築と言われていて、その通りのものなのだろう。近年の修復以前は桟瓦葺きだったらしいが、修復前にもう少し古式を残していたら国宝も狙えたような物件だ。
こういう端正な建物は、関東以北にはほとんどないように思う。
境内側からみた山門。
滝山寺へは車で移動しなければならない。
(2002年02月11日訪問)