ホーム知多・岡崎迷走(3日目)

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知多・岡崎迷走(3日目)

午前中から岡崎市内の寺を回り、夕刻には乙川上流の額田町へとついた。

広域地図

「知多半島のあたりへ出かけてみようか」というコンセプトからすれば、岡崎市に宿泊した3日目にはすでに旅は終わったも同然であった。「だがせっかく中京地区まで来ているのだから、もう少し何か見てから帰ろう」という考えもあって、岡崎市周辺を巡ってみることにした。そういう考え方自体、いかにも当時、気持ちに余裕が無かったことを物語っているのかも知れない。

午前中から岡崎市の周辺をまわり、夕方には額田町方面へと向かった。岡崎市周辺で感じたのは、車のドライバーが乱暴でマナーが悪いことくらいで、あまりよいイメージもなかったが、額田町方面はのどかな地域で、またいつか時間をとって来てみたいと思わせる場所だった。こんなことなら、朝から額田町や奥三河方面に向かったほうが癒されたかもしれない。

ところで、今回の旅から使用するデジカメが変わった。それまでメインで使用してきた Canon 製PowerShotA50 (130万画素)から、 Nikon 製のCOOLPIX 5000 (500万画素)に切り替えたのだ。 COOLPIX は年末に購入したカメラで、すでに3ヶ月たっていたが、旅のメインカメラとして使用するのは今回が初めてだった。いま思えばいろいろと効率の悪い使い方もあったし、失敗もあった。不思議なのは、新旧のカメラはいずれもワイド端28mm相当の機種なのに、 COOLPIX ではワイド端が足らないと感じたことである。写っているんだから文句は言えないというレベルの PowerShotA50 に比べ、もっといい写真を撮りたいと思わせる懐の深さが COOLPIX 5000 にはあったということなのだろう。この旅から帰って、すぐにワイドコンバータを購入して常設するようになった。おかげで、次のカメラを買うまで、慢性的に光量不足に悩まされることになるのだが。

この旅では、夕刻以降の撮影にのみ、PowerShot が使われている。