高松稚蚕共同飼育所のすぐ近くにあった、公民館。
中央にペディメント風の装飾を持つ美しい建物で、素通りすることはできなかった。
敷地の門柱を見ると、昭和10年竣工と書かれているので、もしかすると戦前の公民館なのかもしれない。
全体的に修復がされているので、外見はそれほど風雪を感じさせないが、 現代ではそうそう作れる建物ではないだろう。
敷地内にあった公衆トイレ。ゴシック様式とでも言えばよいか。
よく似た形状のものが、500m南西の木暮神社境内にもある。昭和40年代くらいのものではないだろうか。
市街地への帰り道。
富士見村のところどころから前橋、高崎の市街地の夜景を遠望することができるが、決め手となるような広い眺望が得られる場所はいまだ知らない。
正面に金色に光る山並みは荒船山。右手前に見える黒っぽい小山は橘山、左端に見える小山は九十九山だと思う。いずれも流れ山だ。
(2007年02月11日訪問)