宝寿院。光明院からは徒歩10分くらい。
寺の入口には辻堂がある。中には大日如来っぽい石仏が祀られていた。
島や港町では限られた土地を余すところなく使うが、この辻堂の建ち方もまったく無駄がない。
短い石段を登ると薬医門がある。
閉まっているように見えるが、これも鹿除けなので臆さずに参詣する。
本堂は宝形で裳階つきの重層本堂。
本尊は阿弥陀如来だそうだ。
本堂の前には一間社流造の鎮守社がある。
路地を進むと、本堂の裏側に"くぼみ"のような空間があり、そこに乳地蔵という地蔵が祀られていた。
こんな狭い場所にも神仏を祀るなんて、ほんと油断ならない。
(2002年08月29日訪問)